■手打ち蕎麦
新蕎麦の季節に合わせ、2階フロアーで手打ち蕎麦を行いました。そば粉8割・小麦粉2割の二八蕎麦ですが、水を加えながら粉をあわせていると、手元からそば粉の良い香りが漂いました。職人さんの手際が良いデモンストレーションを見た後に、利用者にも体験していただきました。「昔、うどん作りをしたわ」「おとうさんが良く作ってくれた」など、利用者から伺うことが出来ました。昼食は手打ち蕎麦と海老の天ぷらで美味しく頂きました。

■ある日の風景
●「カノンさんと遊ぼう」ではベビーカステラ作りを行いました。タコ焼き機を使い、利用者とお話をしながらのおやつ作りの時間です。新渡戸文化短期大学の学生・先生・お子さんと一緒になりながら焼きたてを食べました。「可愛いね〜」「ぼくいくつ？」など利用者から聞かれ、小さいお子さんは利用者に大人気です。
●9月の初めに暑さの続く中でまいた大根の種が順調に育ち、収穫の時を迎えました。
丹精込めただけあって喜びもひとしおです。「ちゃんと育って本当にうれしいわ。」と満面の笑顔でお話しをされていました。これからは白菜、ブロッコリーの収穫が待っています。季節を肌で感じながら、ボランティアの方々のご協力のもとで園芸療法は行われています。
●音楽クラブに上鷺小学校の皆さんが訪問してくれました。ふるさとを歌ったり、お手玉、あやとりを一緒に楽しんだりと賑やかな時間を過ごしました。ご利用者も「手が覚えていたわ」、「懐かしいわ。子どもの頃やったわねぇ」と笑顔が溢れていました。

■ある日の風景
●「小さい秋みつけた」「旅愁」「通りゃんせ」から始まった今月の「音楽の集い」です。利用者の方々もハンドベルにて「ドレミの歌」「エーデルワイス」を合奏しました。綺麗な音色が重なった時は先生はじめ、利用者もうっとりです。その後、「旅の夜風」「丘を越えて」「星影のワルツ」等を斉唱し、皆さん笑顔でいっぱいになり、楽しく充実した時間を過ごしました。
●民族衣装に着替えたクレインズの方々によるハーモニカ演奏の時間です。「里の秋」「村祭」「赤とんぼ」「紅葉」とメドレーで演奏していただき、途中で職員が演奏に合わせ踊る事もありました。全10曲、一時間があっという間に過ぎてしまい、アンコールのお願いをすると、快く引き受けて頂きました。素晴らしい演奏に涙する利用者もおられ、心温まる時間を過ごせました。